サッポロドラッグが約１５％安、公募による希薄化を懸念 値下がり率トップ

　サッポロドラッグストアー<2786.T>が急落。株価は、一時、前日比５０４円（１４．９％）安の２８９１円まで売られた。９時３０分時点で値下がり率トップ。７日に公募増資を発表しており、１株当たり利益の希薄化を懸念した売りが膨らんでいる。６５万株の公募と上限９万７５００株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施する。公募に伴う調達資金は最大で約２１億３４００万円で、インバウンド向け店舗（免税店舗）を含む新規出店に絡む設備投資などに充てる。発行済み株式数は最大で約１９％増加する見込み。発行価格は１４日から１７日のいずれかの日に決定する。


出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）