―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の9月10日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.2 正栄食 <8079>
18年10月期の連結経常利益を従来予想の57.5億円→50億円(前期は54.6億円)に13.0%下方修正し、一転して8.5%減益見通しとなった。
▲No.5 テンポスHD <2751>
19年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比14.7%減の4.9億円に減り、5-10月期(上期)計画の13億円に対する進捗率は38.3%にとどまり、5年平均の51.7%も下回った。
▲No.7 イムラ封筒 <3955>
19年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期比24.2%減の4億5800万円に減り、従来予想の5億6000万円を下回って着地。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<4924> シーズHD 東1 -14.02 9/11 本決算 13.19
<8079> 正栄食 東1 -10.52 9/11 3Q -14.07
<3974> T・SCAT JQ -5.67 9/11 3Q 197.73
<4382> HEROZ 東M -3.62 9/11 1Q -
<2751> テンポスHD JQ -3.19 9/11 1Q -14.73
<9692> シーイーシー 東1 -0.87 9/11 上期 53.17
<3955> イムラ封筒 東2 -0.55 9/11 上期 -24.17
<9637> オーエス 東2 -0.44 9/11 上期 -36.48
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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