東京株式(前引け)=反落、円高など嫌気され売り優勢
きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株が軟調だったことや、米長期金利の低下を背景に外国為替市場でドル安・円高が進み、大型株を中心に買い手控えられた。北朝鮮リスクなどが意識され、ポジションを手仕舞う動きが下げに反映された。ただ、中小型株物色は引き続き旺盛で個別に値を飛ばすものも少なくない。日経平均は1万9300円台を下回る場面もあったが、その後はやや下げ渋る動きをみせている。前場の売買代金はメジャーSQに絡み1兆6800億円と膨らんだ。
個別ではファーストリテイリング<9983.T>が安く、JT<2914.T>も軟調。ソフトバンクグループ<9984.T>も冴えない。くらコーポレーション<2695.T>が急落、積水ハウス<1928.T>も売りに押された。新日本理化<4406.T>が下落、オークマ<6103.T>も軟調。半面、任天堂<7974.T>が上昇、トヨタ自動車<7203.T>も堅調。安永<7271.T>が続伸、巴コーポレーション<1921.T>、阿波製紙<3896.T>なども値を飛ばした。モリテック スチール<5986.T>、あらた<2733.T>なども大幅高。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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