ＹＫＴが大幅４日続落、６月中間期営業利益は計画上振れも４～６月赤字を嫌気

　ＹＫＴ<2693.T>が大幅４日続落。２６日の取引終了後、集計中の第２四半期累計（１～６月）連結業績について、売上高が従来予想の５０億円から４８億３７００万円（前年同期比６．２％減）へ下振れた一方、営業利益は１億５０００万円から２億円（同１２．４％増）へ上振れたようだと発表したが、第１四半期の営業利益が２億８９００万円だったことから、４～６月は営業赤字だったことになり、足もと業績の悪化を懸念した売りが出ているようだ。

　上期を通しては、利益率の向上や販管費が減少したことが上振れの要因だという。ただ、海外市場で設備投資需要の停滞がみられたことから、足もとの売上高は伸び悩んでいるという。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）