―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の7月8日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 シリコンスタ <3907>
22年11月期第2四半期累計(21年12月-22年5月)の連結経常損益は1億0100万円の黒字(前年同期は2億1600万円の赤字)に浮上し、通期計画の1億円に対する進捗率が101.0%とすでに上回った。
★No.2 ANAP <3189>
22年8月期第3四半期累計(21年9月-22年5月)の連結最終損益は3億1500万円の赤字(前年同期は6億4400万円の赤字)に赤字幅が縮小した。
★No.3 ナカノフドー <1827>
22年3月期の連結経常損益は6.2億円の赤字(前の期は17.5億円の黒字)に転落したが、従来予想の8億円の赤字を上振れて着地。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<3907> シリコンスタ 東G +18.43 7/11 上期 黒転
<3189> ANAP 東S +7.10 7/11 3Q 赤縮
<1827> ナカノフドー 東S +3.67 7/11 本決算 黒転
<9369> キユソ流通 東S +3.46 7/11 上期 16.03
<2669> カネ美食品 東S +0.94 7/11 1Q 153.31
<3236> プロパスト 東S +0.68 7/11 本決算 2.96
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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