決算プラス・インパクト銘柄・寄付 … ダイセキ、ダイセキＳ、サンエー (1月5日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の1月4日から5日の決算発表を経て9日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ダイセキ <9793>
　24年2月期の連結経常利益を従来予想の143億円→150億円(前期は130億円)に4.9％上方修正し、増益率が9.5％増→14.9％増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.2　暁飯島工業 <1997>
　24年8月期第1四半期(9-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比12倍の1.3億円に急拡大し、9-2月期(上期)計画の3.5億円に対する進捗率は5年平均の29.0％を上回る39.7％に達した。

★No.3　サンエー <2659>
　24年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比55.4％増の121億円に拡大し、通期計画の144億円に対する進捗率は83.9％に達し、5年平均の72.2％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<9793> ダイセキ 　　　東Ｐ　　 +6.25 　　1/ 5　　　3Q　　　 20.43
<1997> 暁飯島工業 　　東Ｓ　　 +3.05 　　1/ 5　　　1Q　　 1058.33
<2659> サンエー 　　　東Ｐ　　 +1.74 　　1/ 5　　　3Q　　　 55.45
<1712> ダイセキＳ 　　東Ｓ　　 +1.26 　　1/ 5　　　3Q　　　171.38

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした9日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース