ETF売買動向＝23日大引け、全銘柄の合計売買代金2751億円

　23日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比8.4％増の2751億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同12.0％増の2431億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　東証銀行業株価指数 <1615> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　ダブルインバース <2870> が新高値。グローバルＸ　ＮＡＳＤＡＱ１００・カバード・コール <2865> 、グローバルＸ　米国優先証券　ＥＴＦ <2866> 、ＮＥＸＴＮＡＳＤＡＱ－１００ <1545> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　中国科創板　５０（ＳＴＡＲ５０） <2628> 、ＭＡＸＩＳナスダック１００上場投信 <2631> など13銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が6.30％高、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> が3.05％高と大幅な上昇。

　一方、サムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> は5.93％安、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> は3.88％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が272円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1280億3700万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1744億6800万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が326億4300万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が221億5300万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が150億900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が135億7900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が107億6500万円の売買代金となった。

株探ニュース