調整完了で徐々に動意含みの展開、新規材料に期待
時価総額:49億円
PER:523.33倍
PBR: 2.89倍
アミューズメント機器向け景品のプライズ事業を収益柱としつつ、家賃保証及び物件管理業務を行う不動産事業、金融仲介の投資銀行事業の3事業を中心にグループ体制を構築。以前の収益源となっていたデジタルコンテンツ事業、イベント事業なども手がけるも苦戦が目立つ。
業績面においては5/14に第1Q決算を発表し、前期とほぼ変わらない内容であったが、税効果会計における法人税等調整額の大きめな計上により、純損失が膨らんだ。なお、会計処理による一時的なものとして業績予想の変更は行っていない。成長事業と位置づけていた仮想通貨のマイニング稼働停止が痛手か。
株価は中長期的な下落トレンドが継続しており、昨年の仮想通貨バブルが弾けた影響は殊の外大きかった。しかし、足元では徐々に自律反発とみられる下値切り上げの動きがみられる。短期的なゴールデンクロス発生で底放れの手がかりとなる新規材料に期待したいところか。