ソフトフロンは続伸、子会社デジタルポストをソースネクストに譲渡◇

　ソフトフロントホールディングス<2321.T>は続伸している。２６日の取引終了後、同社が４０．９８％を出資する子会社デジタルポストの他の持ち分を取得したうえで、全株式をソースネクスト<4344.T>に譲渡すると発表しており、これを好感した買いが入っている。

　同社では事業の選択と集中を進め、早期黒字化を目指しており、デジタルポストについても整理の対象としていた。今回、「筆王」「筆まめ」「宛名職人」などのソフトウェアとの連携において、デジタルポストと密接な取引関係のあるソースネクストとの間で、事業の譲渡を進めることになったという。

　譲渡価額は１円（備忘価格）で、譲渡実行は９月３０日を予定。なお、ソフトフロンによると、デジタルポストは最近３年間の営業損失が毎年２０００万円以上であり、事業譲渡により少なくとも年２０００万円以上の営業損益の改善効果があるとしている。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。


出所：minkabuPRESS