決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】 … 弁護士ＣＯＭ、オーケーケー、ドリコム (10月21日～27日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から28日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　オーケーケー <6205>
　23年3月期の連結経常損益を従来予想の20億円の黒字→6億円の黒字(前期は11.7億円の赤字)に70.0％下方修正した。

▲No.4　田岡化 <4113>
　23年3月期の連結経常利益を従来予想の12.5億円→5億円(前期は27.9億円)に60.0％下方修正し、減益率が55.3％減→82.1％減に拡大する見通しとなった。

▲No.5　Ｅ＆Ｃ <1775>
　23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比14.1％減の15.6億円に減り、通期計画の66.5億円に対する進捗率は23.5％となり、5年平均の26.2％とほぼ同水準だった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6205> オーケーケー 　東Ｓ 　 -18.74 　 10/24　　上期　　　　黒転
<3793> ドリコム 　　　東Ｇ 　 -14.09 　 10/27　　上期　　　 64.40
<7908> ＫＩＭＯＴＯ 　東Ｓ 　 -13.60 　 10/25　　上期　　　 44.83
<4113> 田岡化 　　　　東Ｓ 　 -10.40 　 10/27　　上期　　　-85.06
<1775> Ｅ＆Ｃ 　　　　東Ｓ　　 -6.97 　 10/26　　上期　　　-14.08

<7477> ムラキ 　　　　東Ｓ　　 -6.39 　 10/27　　上期　　　 39.22
<9377> ＡＧＰ 　　　　東Ｓ　　 -5.99 　 10/27　　上期　　　　　－
<4107> 伊勢化 　　　　東Ｓ　　 -5.81 　 10/27　　　3Q　　　 42.39
<2656> ベクター 　　　東Ｓ　　 -5.50 　 10/21　　上期　　　　赤縮
<4308> Ｊストリーム 　東Ｇ　　 -5.04 　 10/27　　上期　　　-28.82

<7961> 兼松サステ 　　東Ｓ　　 -4.33 　 10/27　　上期　　　 -9.42
<9818> 大丸エナ 　　　東Ｓ　　 -4.25 　 10/27　　上期　　　-20.00
<1967> ヤマト 　　　　東Ｓ　　 -3.87 　 10/26　　上期　　　-39.38
<6629> Ｔホライゾン 　東Ｓ　　 -3.41 　 10/25　　上期　　　　赤転
<6027> 弁護士ＣＯＭ 　東Ｇ　　 -3.28 　 10/26　　上期　　　-17.86

<5204> 石塚硝 　　　　東Ｓ　　 -3.19 　 10/24　　上期　　　-14.89
<4832> ＪＦＥシステ 　東Ｓ　　 -3.13 　 10/26　　上期　　　 13.11
<5994> ファインシン 　東Ｓ　　 -3.01 　 10/27　　上期　　　　赤転
<5449> 大阪製鉄 　　　東Ｓ　　 -2.99 　 10/27　　上期　　　 83.55
<6663> 太洋工業 　　　東Ｓ　　 -2.91 　 10/25　　　3Q　　　　赤転

<9698> クレオ 　　　　東Ｓ　　 -2.33 　 10/27　　上期　　　-26.52
<7299> フジオーゼ 　　東Ｓ　　 -1.31 　 10/27　　上期　　　-31.99
<6858> 小野測器 　　　東Ｓ　　 -1.31 　 10/27　　　3Q　　　　赤縮
<9478> ＳＥＨＩ 　　　東Ｓ　　 -1.29 　 10/27　　上期　　　 -4.87
<2268> サーティワン 　東Ｓ　　 -1.10 　 10/21　　　3Q　　　 46.86

<6659> メディアＬ 　　東Ｓ　　 -1.03 　 10/27　　上期　　　　赤縮
<7646> ＰＬＡＮＴ 　　東Ｓ　　 -0.32 　 10/24　本決算　　　-22.93
<5609> 日鋳造 　　　　東Ｓ　　 -0.12 　 10/26　　上期　　　-99.51

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした28日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース