<動意株・21日>(前引け)=レノバ、博展、トリプルアイなど
博展<2173.T>=急反発。一時43円高の741円と値を飛ばし、前週末につけた高値721円を払拭、2020年1月以来約2年5カ月ぶりの高値をつけた。今月1日に大陽線で上放れて以降、継続的に投資資金の流入が観測されている。同社はディスプレー制作などをはじめ、企業のイベントや販促支援ビジネスを展開している。新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかかるなか、政府の景気刺激策を背景としたリオープン関連の一角として人気化素地を開花させている。22年3月期に営業損益を大幅黒字化させたが、23年3月期は伸びが加速し同利益が前期比31%増の7億円と過去最高利益更新を見込んでいる。株式需給面では、個人投資家好みの中低位小型株ながら信用買い残が少なく、上値の軽さが意識されている。
トリプルアイズ<5026.T>=ストップ高。同社は20日、ヤマダホールディングス<9831.T>及びヤマダデンキと共同開発した顔認証決済アプリ「ヤマダPay顔認証決済」のサービス提供を拡大すると発表しており、これが買い手掛かりとなっているようだ。ヤマダPay顔認証決済は、顧客が顔登録用アプリを利用し、自身の顔画像を事前登録後に、ヤマダデンキの店舗で会計時に顔認証をすることで、財布もカードも持たずに手ぶらで買い物ができる決済サービス。顔認証AIにはトリプルアイズの独自開発による画像認識プラットフォーム「AIZE(アイズ)」が採用されている。このほど、ヤマダNEOBANK口座を開設した顧客も顔認証決済が可能となり、ヤマダNEOBANK口座での顔認証決済サービスの提供をスタート。先行リリースの対象店舗は1都3県のLABI13店舗となり、全店展開は2022年7月上旬を予定している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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