「バイオテクノロジー関連」が13位にランク、学会シーズン前に注目度アップ<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「バイオテクノロジー関連」が13位となっている。
米中貿易摩擦の長期化による世界経済の減速懸念を背景に、足もとの東京株式市場は米株安が主導する形で広範囲に売られる地合いを余儀なくされている。こうしたなかバイオ関連株に注目が集まっている。バイオ関連株はiPS細胞をはじめとする再生医療や、がん免疫療法など新興バイオベンチャー株が多いため、研究開発が主体で業績よりも材料によって大きく値動きする特徴があり、短期的には景気に左右されにくい面も併せ持つ。代表的なバイオ関連銘柄としては遺伝子工学を生かした治療の実用化に注力しているタカラバイオ<4974.T>や、がん治療薬の研究開発を手掛けるそーせいグループ<4565.T>などが挙げられる。また、医薬品大手では年初から株価が2倍強となった第一三共<4568.T>にも注目しておきたい。同社は7月末に発表した19年4~6月期決算で、臨床試験を進めるがん治療薬関連の一時金を計上した。新薬開発が順調に進んでいるとの見方から買いが続いている。
このほか、ジーエヌアイグループ<2160.T>、アンジェス<4563.T>、サンバイオ<4592.T>などもマークしておきたい。秋の学会発表シーズンを控えるなか、新たな研究成果が発表されるか注視される。
出所:minkabuPRESS
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