ETF売買動向＝21日前引け、野村マレシア、ＷＴ金が新高値

　21日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比7.2％増の1017億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同4.9％増の891億円だった。

　個別ではｉシェアーズＳ＆Ｐ５００米国株ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2563> 、ｉシェアーズ　オートメーション＆ロボット　ＥＴＦ <2522> 、ＮＥＸＴＮＡＳＤＡＱ－１００ <1545> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　金上場投資信託 <1672> 、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> など7銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　金ベア <2037> 、ＮＥＸＴ　インドベア <2047> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が3.45％高、ＮＥＸＴ　東証マザーズＥＴＮ <2042> が3.25％高、ＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> が3.17％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は8.06％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は6.43％安、日経３００上場投信 <1319> は4.04％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銅上場投資信託 <1693> は3.05％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が139円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金552億1800万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均706億6900万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が153億3100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が42億4600万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が42億2200万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が28億8500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が24億2300万円の売買代金となった。

株探ニュース