ETF売買動向＝12日前引け、ＥＳＧ総合、ＧＸ半導体が新高値

　12日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比13.8％減の1232億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同9.5％減の1071億円だった。

　個別では上場インデックスファンド米国株式ヘッジ <2562> 、グローバルＸ　半導体　ＥＴＦ <2243> 、グローバルＸ　半導体関連－日本株式 <2644> 、ｉシェアーズ　オートメーション＆ロボット　ＥＴＦ <2522> 、スマートＥＳＧ３０総合（ネットリターン） <2071> など8銘柄が新高値。ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　天然ガス上場投資信託 <1689> 、ＭＡＸＩＳ　ＨｕａＡｎ中国株式（上海１８０Ａ株） <2530> 、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　Ｓ＆Ｐ５００　インバース <2249> など7銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が4.19％高と大幅な上昇。

　一方、ＭＡＸＩＳカーボン・エフィシェント <2560> は11.99％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が191円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金617億2900万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均798億1500万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFでは日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が80億9400万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が79億5300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が71億200万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が70億7800万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が56億9200万円の売買代金となった。

株探ニュース