<6479> ミネベアミツミ
四季報によると、IFRS移行(営業益10億円目減り要因)。柱のベアリングが自動車や航空機向け好調。スマホ向けLEDバックライト後退もモーター堅調。ミツミ製品底堅い。20年3月期はベアリング需要増継続。買収成立なら表記予想にユーシン分上乗せ。ユーシン完全子会社化へ19年1月下旬にも株買い付け開始予定。約100億円投じインドにベアリング工場建設も。
2018年11月7日発表。2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+7.4%の850億円、経常利益は未定の2期連続の増益予想。
2016年の約1年間の安値圏でのもみあいの中で、2月12日の671円、7月8日の614円、11月9日の886円を逆三尊天井(三点底)を形成して、上昇トレンド(A)へ移行し、この中で2018年1月18日の2632円の高値をつけました。ここをピークに高値圏でのもみあいのあと、2月1日の2539円を高値に下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、9月26日の2183円を高値に急角度の下降トレンド(C)へ移行し、この中で今年の1月4日に1430円で当面の底打ちとなり、1月25日に1775円で買転換となって戻りを試しています。
<3431> 宮地エンジニアリンググループ
四季報によると、新設橋梁の受注活発で9月末受注残935億円(期初820億円)と一段増。工事の進捗進み工場稼働率も高水準続く。が、完工に伴う設計変更料の上積み限られ営業益は会社計画並みに減額。20年3月期は受注残豊富だが人件費増が圧迫。19年にも構内ヤード整備、塗装工場の能力増強に着手、生産効率の向上図る。新名神高速道路の新設橋梁を受注。
2018年11月7日発表。2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+13.7%の40億円、経常利益+10.7%の40億円の3期連続の増収・増益の見通し。営業利益は2018年5月11日時点から8月8日時点で23億円→40億円、経常利益23億円→40億円へ大幅上方修正。
2015年9月1日の2690円(併合前269円)の戻り高値からの短期の下降トレンド(A)の中で、2016年2月12日の1200円(併合前120円)、6月27日の1190円(併合前119円)のダブル底をつけて上昇トレンド(B)へ転換し、2017年8月17日の3550円(併合前355円)の高値をつけました。ここをピークにして下降トレンド(C)へ転換し、2018年7月5日の1901円まで下げて急反発し、9月6日の3040円、9月26日の3080円と2点天井となったあと、短期の下降トレンド(D)へ転換しました。この中で12月25日の1728円で当面の底打ちとなって反発しているところです。
<1964> 中外炉工業
四季報によると、エネルギー、情報・通信関連向けの熱処理炉などが好調で、9月末受注残は前年同期比46%増の356億円と積み上がる。下期に大型非鉄プラントなど好採算案件の計上が進み、営業益続伸。20年3月期も受注は高水準。営業増益基調続く。国内自動車向け3件目となる小型タイプ納入、実績着々。19年3月末まで3・5億円、10万株上限に自己株買い。
2018年11月9日発表。2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+27%の15億円、経常利益+24.3%の16億円と5期連続の増収・増益の見通し。
2012年11月中旬にスタートしたアベノミクス相場にサポートされて2015年6月16日の3080円(併合前308円)でいったんピークをつけました。ここから下降トレンド(A)となって、この中で2016年2月12日の1710円(併合前171円)で当面の底打ちとなり、上昇トレンド(B)へ転換しました。この上昇トレンド(B)の中で、2018年の4月5日の3250円、5月15日の3280円、9月26日の3105円と三山形成(三尊天井)となって、下降トレンド(C)へ転換しました。この下降トレンド(C)の中で、10月26日の2088円まで下げて、12月3日の2503円まで反発し再下落となって、12月25日に1792円まで下げて反発して、今年の1月18日に2052円で買転換となっていましたが、日経平均の下げにつれ安となっています。
<6165> パンチ工業
四季報によると、好採算の食品・飲料向けが好調持続。だが柱の自動車や半導体向けは、台風や米中貿易摩擦が響き想定下回る。償却増やベトナム工場先行費用も重く、一転営業減益。配当据え置きに減額。20年3月期は食品・飲料向け続伸も貿易摩擦が影落とす。岩手・北上第3工場整備に着手、食品・飲料向けを強化へ。19年春稼働予定。ベトナム量産品ライン整備も進捗順調。
2018年11月9日発表。2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益-12.1%の25億円、経常利益-12.1%の24億円の減収・減益の見通し。営業利益は8月9日時点の29.2億円→25億円、経常利益は28億円→24億円に下方修正。
2016年2月12日の312円(分割前624円)の安値からの上昇トレンド(A)の中で、2017年4月17日の502円(分割前1005円)を安値に、急角度の上昇トレンド(B)へ転換しました。この中で2018年1月18日の1533円の高値をつけ、ここをピークに反落となりました。2月14日の1145円までの1段下げのあと、3月1日の1421円まで反発し、ここから4月9日の1070円まで2段下げとなりました。ここからの反発で5月23日の1321円まで上昇し、全体でみると1月18日の1533円、3月1日の1421円、5月23日の1321円と順下げの三尊天井となって下降トレンド(C)へ転換しました。この下降トレンド(C)の中で12月25日の428円で当面の底打ちとなり、連続して買法則がでています。
<6368> オルガノ
四季報によると、水処理装置が国内、台湾、中国の半導体・液晶関連で想定超。案件採算改善。国内、台湾はメンテも寄与。前号より増益幅拡大。20年3月期は期初受注残最高水準。ただ海外プラント比重増え横ばい圏。今期受注は台湾、中国案件追加で980億円(11%増)。なお需要旺盛だが米国製機械の対中輸出規制など影響懸念。標準機は中国の医療診断用など海外開拓。
2018年11月2日発表。2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+43.9%の55億円、経常利益+37.3%の54億円の増収・増益の見通し。2018年8月2日時点比と11月2日時点比で営業利益は42億円→55億円、経常利益は41億円→54億円へ上方修正。機械:水処理エンジニアリング、機能商品。
2012年11月14日の2325円(併合前465円)を安値にアベノミクス相場がスタートし、2013年5月21日の3070円(併合前614円)、2015年5月26日の2985円(併合前597円)を2点天井にして下落に転じ、2016年6月24日の1855円(併合前377円)で底打ちとなりました。ここから上昇トレンド(A)へ転換し、この中で2018年1月19日の3900円の高値でピークとなり反落となって、4月17日の3070円まで押し目を入れ、5月11日の3690円まで反発したあと下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、12月4日の3295円の高値から一段安となり、12月25日の2423円で当面の底打ちとなって反発しているところです。
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