建設事業の売上高は前年同期比10.3%増の197.06億円、セグメント利益は同19.9%減の5.06億円となった。主に地盤改良工事において工場関連の工事が引き続き高水準で推移したことに加え物流施設の工事などが伸長したこと、また鉄道などのインフラ関連の杭工事が売上高に寄与したことで、増収となった。また、利益については、建設資材価格の高止まりや労務費などが増加したことに伴い工事利益が減益となったことで、減益となった。
土木建築コンサルティング全般等事業の売上高は同10.9%増の4.77億円、セグメント利益は同44.9%減の0.08億円となった。主に実験・試験業務に関する収入が増加したことにより、増収となった。また、利益については、販売費及び一般管理費が増加した影響もあり減益となった。
その他の事業について、川崎市に所有している不動産の賃貸により、売上高は同0.1%増の0.23億円、セグメント利益は同1.9%減の0.06億円となった。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比23.7%増の250.00億円、営業利益は同70.8%増の8.90億円、経常利益は同66.7%増の9.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同67.5%増の6.50億円を見込んでいる。
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