建設事業の売上高は前年同期比24.5%増の120.41億円、セグメント利益は同78.7%増の5.20億円となった。主に工場関連や物流施設の大型の地盤改良工事が減少したものの、前期に引き続き、鉄道などのインフラ関連の大型の杭工事が増加したことから、増収となった。また、利益については、地盤改良工事における採算の高い工事の減少と着工時期の遅れ、全般的な労務費の上昇の影響があったが、大型の杭工事での先行費用の回収が進んだことにより、増益となった。
土木建築コンサルティング全般等事業の売上高は同34.3%増の0.60億円、セグメント損失は0.82億円(前年同期は0.80億円の損失)となった。主に解析業務が増加したことにより、増収となった。また、損益面については、労務費などの増加の影響もあり損失となった。
その他の事業については、川崎市に所有している不動産の賃貸により、売上高は同0.1%減の0.13億円、セグメント利益は同1.1%増の0.04億円となった。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比23.7%増の250.00億円、営業利益は同70.8%増の8.90億円、経常利益は同66.7%増の9.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同67.5%増の6.50億円とする期初計画を据え置いている。 <ST>
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