同社グループの2021年度は新たな中期経営計画の初年度で、「設計提案から施工までの一貫体制の強化」と「顧客のニーズに応える付加価値の創出」への取り組みを始めるとともに、ESG経営を推進し持続的な企業価値向上に努めてきた。また、新型コロナウイルス感染症の事業への影響は、受注活動においては一部の民間案件で着工時期の遅れがあったが、施工においては感染予防へ万全の体制を整え同社グループ及び協力会社の役職員並びに取引先の関係者の安全確保を最優先し、適切に対応してきた。
建設事業の売上高は前期比5.9%減の144.28億円、セグメント利益は同87.5%増の4.92億円となった。建築工事において民間物流施設の杭工事や電力施設の地盤改良工事が売上高に寄与したが、杭材料の販売や地盤改良工事の中小案件の受注件数の減少、また一部工事の着工時期の遅れなどが重なり減収となった。利益については、売上高の減少や建設需要の先行きの不透明感に伴う競合激化があったが、大型工事を中心に工事利益率が改善し増益となった。
土木建築コンサルティング全般等事業の売上高は同33.0%減の3.65億円、セグメント損失は0.33億円(前期は0.41億円の利益)となった。主に解析業務の受託件数が減少した。
その他の事業について、神奈川県川崎市に所有している不動産の賃貸により、売上高は同0.0%増の0.23億円、セグメント利益は同66.9%増の0.06億円となった。
2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比18.1%増の175億円、営業利益は同3.5%減の4.5億円、経常利益は同3.1%減の5億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同13.4%減の3.1億円を見込んでいる。
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