「洋上風力発電」が23位、改正地球温暖化対策推進法成立で改めて脚光<注目テーマ>
1 デジタルトランスフォーメーション
2 半導体
3 旅行
4 半導体製造装置
5 水素
6 サイバーセキュリティ
7 脱炭素
8 2021年のIPO
9 ドローン
10 再生可能エネルギー
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「洋上風力発電」が23位と再び人気化している。
改正地球温暖化対策推進法が26日に成立した。同法は、1998年に成立した国や自治体、企業、国民が取り組むべき気候変動対策を推進する法律で、改正は5年ぶりのことになる。今回は新たに「2050年までの脱炭素社会の実現」を明記しており、政府が4月に発表した温暖化ガスの排出を30年度までに13年度比で46%削減するための法的な新たな裏付けとなる。
これに伴い、再生可能エネルギーの大幅な増加が予想されるが、なかでも注目されているのが洋上風力発電だ。20年12月に開催された「洋上風力の産業競争力強化に向けた官民協議会」の第2回会合では、洋上風力発電は大量導入、コスト低減、経済波及効果が期待される再生可能エネルギーの主力電源化に向けた切り札と位置づけられ、40年までに3000万~4500万キロワット(30~45ギガワット)の導入を目標としている。
洋上風力発電で先行する欧州に比べ、四方を海に囲まれている割にこの分野で出遅れる日本だが、今年は洋上風力発電で大きな動きがありそうだ。政府は19年12月に長崎県五島市沖を初の促進区域に指定し20年6月には事業者の公募を開始しており、今年6月にも選定結果が公表される予定となっている。また、20年11月には「秋田県能代市、三種町及び男鹿市沖」「秋田県由利本荘市沖(北側・南側)」「千葉県銚子市沖」の3カ所4海域についても事業者の公募が開始されており、年内にも選定結果が公表される見通し。こうしたことから、「洋上風力発電」は今後も目が離せないテーマといえよう。
この日の関連銘柄の動きでは、東洋建設<1890.T>、三井海洋開発<6269.T>などが上昇。三井E&Sホールディングス<7003.T>、三菱重工業<7011.T>なども高い。
出所:MINKABU PRESS
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