併せて、通期の同利益を従来予想の14.5億円→17.9億円(前期は16億円)に23.4%上方修正し、一転して11.2%増益を見込み、一気に5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8.7億円→12.1億円(前年同期は11.3億円)に38.9%増額し、一転して7.0%増益計算になる。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の26円→28円(前期は26円)に増額修正した。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比65.2%増の6.3億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の5.0%→7.2%に改善した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
(1)個別業績予想 売上高は一部大型工事の進捗が遅れたこと等により前回予想を下回るものの、利益につきましては、建設事業において、受注時利益確保の徹底、設計変更工事の獲得や工事採算管理の向上等による利益率が好転したことを主因として、前回予想を上回る見込みです。(2)連結業績予想 連結業績予想につきましては、上記の個別の修正理由を主として前回予想を上回る見込みです。 (注)上記の予想は、発表日現在で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は予想数値と異なる可能性があります。
当社の利益配分につきましては、業績の状況や長期的な事業発展のための内部留保の充実等を勘案しつつ、株主の皆様へは、安定的な配当の継続とともに利益還元を積極的に行うことを基本方針としております。 2021年3月期の配当につきましては、上記の基本方針と同期の業績等を総合的に勘案し、期末の1株当たりの配当予想を当初の26円から2円増額し、28円に修正いたします。 なお、本件につきましては、2021年5月下旬開催予定の取締役会に付議する予定であります。
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