北弘電社、前期最終を赤字拡大に下方修正

　北弘電社 <1734> [札証] が5月10日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年3月期の最終損益(非連結)を従来予想の14.1億円の赤字→28.8億円の赤字(前の期は27.8億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の最終損益も従来予想の1.3億円の赤字→16億円の赤字(前年同期は4.6億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　通期個別業績予想につきましては、当社ビジネス統括本部内線統括部の太陽光発電所建設工事に関する案件について、天候不順ならびに軟弱地盤等の地中障害への対応により、土木工事の大幅な工事遅延が発生しています。これにより、当社の想定を上回る遅延違約金の請求を受けたため、前回予想値の利益に対し、大幅に減少する見込みです。