ETF売買動向＝13日大引け、全銘柄の合計売買代金1兆1118億円

　13日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比13.1％増の1兆1118億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同14.4％増の1兆191億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　日経平均インバース <1571> 、ＪＰＸ日経４００ベア上場投信（インバース） <1468> 、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> 、ダイワ上場投信－ＴＯＰＩＸインバース（－１倍）指数 <1457> 、日経平均ベア上場投信 <1580> など21銘柄が新高値。インデックスファンドＭＳＣＩ日本株高配当低ボラティリティ <1399> 、ＮＥＸＴ　運輸・物流 <1628> 、ダイワ上場投信－ＭＳＣＩジャパンＥＳＧ <1653> 、ＭＳＣＩ日本株高配当低ボラティリティ <1490> 、ＭＡＸＩＳカーボン・エフィシェント <2560> など159銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が21.08％高、ＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> が4.17％高、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> が3.78％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> は29.13％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　エネルギー指数上場投資信託 <1685> は14.38％安、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　国内金先物 <1683> は11.58％安、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> は9.62％安、ＵＢＳ　スイス株 <1391> は9.48％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が1128円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金4401億5000万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金3178億9000万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が4296億4100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が304億4000万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が292億4200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が217億3500万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が139億700万円の売買代金となった。

株探ニュース