ETF売買動向＝29日前引け、マザーズＥＮ、アセアン５０が新安値

　29日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比2.9％減の1797億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同2.4％減の1733億円だった。

　個別では東証マザーズＥＴＦ <2516> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ野村ＡＩビジネス７０ <2067> 、ＮＥＸＴ　東証マザーズＥＴＮ <2042> 、ＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> 、ＭＡＸＩＳ　ＪＰＸ　日経中小型株指数上場投信 <1492> など9銘柄が新安値。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> が10.36％高、上場中国Ａ株パンダ <1322> が3.72％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.10％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　銅上場投資信託 <1693> は6.07％安、ＥＴＦＳ　農産物上場投資信託 <1687> は5.88％安、ＥＴＦＳ　パラジウム上場投資信託 <1675> は3.90％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は3.23％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が19円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1188億5000万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1359億8800万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が320億5200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が79億300万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が40億5000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が27億5700万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が20億6500万円の売買代金となった。

株探ニュース