ETF売買動向＝7日大引け、全銘柄の合計売買代金2360億円

　7日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前営業日比27.6％増の2360億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同27.3％増の2228億円だった。

　個別ではＥＴＦＳ　ガソリン上場投資信託 <1691> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳＦＴＳＥ世界国債 <2512> 、ダイワ情報通信・サービス上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1643> 、ＮＺＡＭ　上場投信　東証ＲＥＩＴ　Ｃｏｒｅ指数 <2527> 、ＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> など8銘柄が新高値。ＭＳＣＩ日本株高配当低ボラティリティ <1490> 、ダイワ電力・ガス上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1644> 、ＮＥＸＴ　電力・ガス電力・ガス <1627> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ野村株主還元７０ <2529> 、ＥＴＦＳ　小麦上場投資信託 <1695> など6銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　銀上場投資信託 <1673> が7.02％高、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が4.40％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が4.09％高、ＥＴＦＳ　パラジウム上場投資信託 <1675> が3.86％高、ＥＴＦＳ　穀物商品指数上場投資信託 <1688> が3.68％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は9.07％安、南方　ＦＴＳＥ　中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> は8.44％安、ｉシェアーズ　オートメーション＆ロボット　ＥＴＦ <2522> は6.67％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は5.97％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> は4.82％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が335円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1539億1100万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1023億5800万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が327億3100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が96億1000万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が84億円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が45億3800万円、ＭＡＸＩＳ日経２２５上場投信 <1346> が28億6400万円の売買代金となった。

株探ニュース