ETF売買動向＝10日前引け、野村銀行１７、ＵＢＳユロ株が新安値

　10日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比11.6％増の1597億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同11.1％増の1524億円だった。

　個別ではＵＢＳ　英国大型株 <1389> 、ＮＥＸＴ　金融 <1632> 、ＪＰＸ日経４００ブル２倍上場投信（レバレッジ） <1467> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　日経平均高配当株５０指数連動型上場投信 <1489> 、日経４００レバレッジインデックス連動型上場投信 <1470> など40銘柄が新安値。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が7.36％高、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が6.98％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ中期先物指数 <1561> が4.88％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が4.40％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴＮＡＳＤＡＱ－１００ <1545> は4.48％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は4.43％安、マザーズ・コア上場投信 <1563> は3.95％安、ＮＥＸＴ　東証マザーズＥＴＮ <2042> は3.84％安、ダイワ上場投信東証電気機器株価指数 <1610> は3.76％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が487円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1003億1400万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1093億5000万円を下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が264億5000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が68億2400万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が58億3400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が28億3300万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が23億800万円の売買代金となった。

株探ニュース