ETF売買動向＝2日前引け、ｉＳＩＧ債Ｈ、日興米債ヘ有が新高値

　2日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比29.4％増の4006億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同29.7％増の3663億円だった。

　個別ではｉシェアーズ・コア米国債７－１０年 <1482> 、上場インデックスファンド米国債券（為替ヘッジあり） <1487> 、ｉシェアーズ　米ドル建て投資適格社債　ＥＴＦ <1496> が新高値。ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> 、ＮＥＸＴ　小売 <1630> 、ＭＡＸＩＳ全世界株式（オール・カントリー） <2559> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> など19銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＵＢＳ　ユーロ圏小型株 <1388> が9.70％高、ＵＢＳ　ユーロ圏株 <1387> が7.85％高、東証マザーズＥＴＦ <2516> が5.96％高、ＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> が5.93％高、ＮＥＸＴ　東証マザーズＥＴＮ <2042> が4.30％高と大幅な上昇。

　一方、ＵＢＳ　英国大型株 <1389> は7.50％安、上場インデックスファンド豪州リート <1555> は7.24％安、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　国内金先物 <1683> は6.38％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ東証ＲＥＩＴ <2066> は6.33％安、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> は6.13％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が234円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2201億7500万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金1581億9200万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が773億9500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が191億4700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が146億4900万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が82億6800万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が79億4100万円の売買代金となった。

株探ニュース