しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の8.8億円→7億円(前期は5.8億円)に20.5%下方修正し、増益率が51.2%増→20.3%増に縮小する見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5.7億円→3.9億円(前年同期は2.8億円)に31.3%減額し、増益率が2.0倍→38.5%増に縮小する計算になる。
直近3ヵ月の実績である1-3月期(3Q)の連結経常損益は1億円の赤字(前年同一期間は1.3億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同一期間の-11.5%→-5.1%に急改善した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
前回予想においては、ウッドショックによる建築資材価格高騰の影響が当第3四半期以降は落ち着き、粗利率は改善すると想定しておりましたが、建築資材価格高騰が外注費にも波及し、依然として原価の高止まりが継続している状況です。販売価格の見直しや仕入価格交渉を重ねるなど粗利率改善策を講じておりますが、期初の想定水準までには達せず、売上総利益が減少しました。 また、中長期的な費用負担軽減の観点から、当社の退職金制度を見直し、退職一時金制度を廃止することにより、当連結会計年度において制度清算に係る一時費用を特別損失に計上する予定であります。 以上により、売上高及び各利益ともに公表済みの業績予想を下回る見通しです。なお、配当予想につきましては、前回公表値から変更はございません。(注)上記の業績予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績 は、今後さまざまな要因により、予想数値と異なる可能性があります。
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