―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の7月7日から8日の決算発表を経て11日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 ワキタ <8125>
23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比15.1%減の14.8億円に減り、通期計画の61.5億円に対する進捗率は24.2%となり、5年平均の27.3%とほぼ同水準だった。
▲No.3 Fブラザーズ <3454>
22年11月期第2四半期累計(21年12月-22年5月)の連結経常利益は前年同期比61.5%減の10億円に大きく落ち込んだが、通期計画の20.1億円に対する進捗率は50.1%に達し、5年平均の44.6%も上回った。
▲No.5 ベルク <9974>
23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比12.1%減の31.2億円に減り、通期計画の132億円に対する進捗率は23.6%となり、5年平均の25.1%とほぼ同水準だった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<8125> ワキタ 東P -7.18 7/ 8 1Q -15.12
<6506> 安川電 東P -4.45 7/ 8 1Q 12.02
<3454> Fブラザーズ 東P -2.12 7/ 8 上期 -61.49
<1430> 1stコーポ 東P -1.21 7/ 8 本決算 5.76
<9974> ベルク 東P -1.13 7/ 8 1Q -12.14
<8194> ライフコーポ 東P -0.67 7/ 8 1Q -33.51
<4668> 明光ネット 東P -0.32 7/ 8 3Q 94.86
<2796> ファマライズ 東P -0.14 7/ 8 本決算 2.90
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした11日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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