―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の7月8日から9日の決算発表を経て10日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 ERIHD <6083>
19年5月期の連結経常利益は前の期比20.4%増の8.4億円に伸びたが、20年5月期は前期比37.3%減の5.3億円に落ち込む見通しとなった。
▲No.2 1stコーポ <1430>
19年5月期の経常利益(非連結)は前の期比16.1%減の18.7億円になり、20年5月期も前期比32.6%減の12.6億円に落ち込む見通しとなった。
▲No.3 竹内製作所 <6432>
20年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比20.7%減の37.3億円に減り、3-8月期(上期)計画の87億円に対する進捗率は42.9%にとどまり、5年平均の50.4%も下回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<6083> ERIHD 東1 -16.93 7/ 9 本決算 -37.28
<1430> 1stコーポ 東1 -16.44 7/ 9 本決算 -32.55
<6432> 竹内製作所 東1 -8.00 7/ 9 1Q -20.67
<4992> 北興化 東1 -4.47 7/ 9 上期 -6.78
<5018> MORESC 東1 -4.46 7/ 9 1Q -41.67
<8273> イズミ 東1 -4.03 7/ 9 1Q -19.26
<7601> ポプラ 東1 -2.68 7/ 9 1Q 赤縮
<9993> ヤマザワ 東1 -0.60 7/ 9 1Q -1.94
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした10日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース
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