併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比0.4%増の46.3億円とほぼ横ばい見通しを示した。
会社側が発表した第3四半期累計の実績と通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比5.6%増の20.4億円に伸びる計算になる。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比8.0%減の36.5億円に減り、売上営業利益率は前年同期の18.3%→16.0%に低下した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2019年10月に発生した台風19号により、弊社グループは、赤沼きのこセンター及びきのこ総合研究所シイタケ栽培技術研究棟、子会社であるホクト産業株式会社の豊野工場が浸水被害を受けました。そのため、2020年3月期連結および個別の通期業績予想は2019年10月28日付け「業績予想の修正に関するお知らせ」にて台風19号の影響により未定としておりましたが、今般、現時点における入手可能な情報や予測等に基づき公表することといたしました。 赤沼きのこセンターの浸水被害により、10月中旬以降今期中のエリンギ生産が不可能になったことからエリンギの生産量が大幅に減少しましたが、他の工場で増産を行うことにより生産量を一部カバーしたことやエリンギの供給減により市場価格が若干上昇したこと等により、通期の売上高予想は期初の計画を若干下回る見込みです。 また、営業利益は、上期が大幅に計画を上回っていたことやエリンギの供給減により市場価格が若干上昇したことで利益率が改善したため、期初の計画を上回る見込みです。 親会社株主に帰属する当期純利益は、当該被災による固定資産の原状回復費用および棚卸資産の滅失等に係る費用を特別損失として計上しましたが、損失の一部について保険等による補填が見込まれるため、期初の計画を若干上回る見込みです。 (注)この資料に記載されております業績等の予想数値につきましては、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は、様々な要因により大きく異なる可能性があります。
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