18日の株式相場見通し=一進一退か、FOMC通過で不安心理は後退
18日の東京株式市場は強弱観が対立するなかも下値では根強い買いが観測され、日経平均株価は前日終値近辺で売り買いを交錯させる展開か。前日の欧州株市場では主要国の株価が高安まちまちとなり、独DAXは小幅ながら反発したが、仏CAC40は続落し上値の重さが意識された。米国でのビッグイベント、FOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見の内容を見極めたいとの雰囲気が漂うなか、ポジション調整の売りが観測されたが、一方で押し目買い意欲も活発で全体的に方向感に欠ける展開となった。米国株市場でもFOMCの結果待ちというところだったが、発表後にアルゴリズム売買の影響でNYダウやナスダック総合株価指数が上下にボラティリティが急速に高まる場面があったものの、波乱の地合いとはならずその後は比較的落ち着いた値動きとなった。マーケットの事前予想通り、FRBは0.25%の政策金利引下げを決定し、これに併せて公表されたドットチャートの中央値は今年に開催されるあと2回のFOMCで、いずれも0.25%の追加利下げを示す水準となった。NYダウは一時500ドルを超えて上昇するも、その後はわずかにマイナス圏に沈むなど乱高下したが、結局260ドルあまり水準を切り上げて取引を終えている。ナスダック指数はこの日はマイナス圏での動きに終始したが、会合後に300ポイント近く下げる場面があったものの持ち直し、小幅な下げにとどまった。東京市場ではFOMC後に米株市場が材料出尽くし売りとはならなかったことから、過度な不安心理は後退しそうだ。なお、外国為替市場でもハイボラティリティな動きとなったが、足もとで1ドル=147円近辺(午前6時現在)まで円安方向に振れていることは、ハイテク株中心に追い風となり得る。
17日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比260ドル42セント高の4万6018ドル32セントと反発。ナスダック総合株価指数は同72.64ポイント安の2万2261.32だった。
日程面では、きょうは25年4~6月期の資金循環統計、7月の機械受注、8月の首都圏マンション販売など。海外では英中銀による金融政策委員会のほか、ノルウェー中銀、南アフリカ中銀も政策金利発表。このほか、週間の米新規失業保険申請件数、9月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、8月の米景気先行指数、7月の対米証券投資など。
出所:MINKABU PRESS
17日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比260ドル42セント高の4万6018ドル32セントと反発。ナスダック総合株価指数は同72.64ポイント安の2万2261.32だった。
日程面では、きょうは25年4~6月期の資金循環統計、7月の機械受注、8月の首都圏マンション販売など。海外では英中銀による金融政策委員会のほか、ノルウェー中銀、南アフリカ中銀も政策金利発表。このほか、週間の米新規失業保険申請件数、9月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、8月の米景気先行指数、7月の対米証券投資など。
出所:MINKABU PRESS
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