17日の株式相場見通し=売り買い交錯、薄商いのなか不安定な値動き
17日の東京株式市場は、前日終値を挟み方向感の定まらない展開となりそうだ。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合指数ともに反落しており、リスクを積極的に取る動きが一服している。ただ、外国為替市場では好調な米小売売上高の発表を受けドルが買われる流れとなり、1ドル=108円台前半の推移と円安方向に振れていることで、これは主力株中心にポジティブ材料となる。ただし上値は重く、前日まで10営業日連続で売買代金2兆円割れを続けており、薄商いのなか大きく切り返す展開も見込みにくい。
16日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比比23ドル53セント安の2万7335ドル63セントと5日ぶりに小反落。ナスダック総合株価指数も、同35.388ポイント安の8222.797と3日ぶりに反落した。トランプ米大統領の発言を受け米中貿易交渉の早期進展に対する期待が後退し、目先利益確定の売りを誘発した。ただ、FRBによる利下げ期待は引き続き相場の下支え要因となっている。
日程面では、きょうは6月の訪日外国人客数が発表となるほか、20年国債の入札がある。このほかG7財務相・中央銀行総裁会議が18日までの日程で行われる(開催地はフランス・シャンティイ)。また、6月の米住宅着工件数も注目される。
出所:minkabuPRESS
16日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比比23ドル53セント安の2万7335ドル63セントと5日ぶりに小反落。ナスダック総合株価指数も、同35.388ポイント安の8222.797と3日ぶりに反落した。トランプ米大統領の発言を受け米中貿易交渉の早期進展に対する期待が後退し、目先利益確定の売りを誘発した。ただ、FRBによる利下げ期待は引き続き相場の下支え要因となっている。
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