明日の株式相場見通し=利益確定売りこなし続伸、25日線突破で先高期待感
あす(30日)の東京株式市場は、きょうの大幅上昇の反動で利益確定の売りが予想されるものの、外国為替市場で円安・ドル高進行が継続していれば、日経平均株価は続伸となりそうだ。日足チャートでは、25日移動平均線(1万6559円=29日)を一気に上抜いたことから、先高期待感が高まっている。
市場関係者からは「米国は、先週末に米連邦準備制度理事会(FRB)のスタンスがある程度明確になり、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げの可能性が浮上した。日本では9月20、21日に開催される日銀の金融政策決定会合で行う“総括的な検証”の結果、何らかの追加金融緩和が実施されるとの見方が多く、日米金利差が拡大し、円安・ドル高の進行が想定できる」との見方が出ていた。
ただ、気になるのは、きょう日経平均株価が大幅上昇したにも関わらず、東証1部の売買代金は1兆8027億円と、相変わらず2兆円を割り込む低水準にとどまっていることだ。ここから上の価格帯では、戻り待ちの売りの増加が想定されることから、実需買いの正念場となりそうだ。
日程面では、7月の有効求人倍率・完全失業率・家計調査に注目。海外では、米8月の消費者信頼感指数が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
市場関係者からは「米国は、先週末に米連邦準備制度理事会(FRB)のスタンスがある程度明確になり、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げの可能性が浮上した。日本では9月20、21日に開催される日銀の金融政策決定会合で行う“総括的な検証”の結果、何らかの追加金融緩和が実施されるとの見方が多く、日米金利差が拡大し、円安・ドル高の進行が想定できる」との見方が出ていた。
ただ、気になるのは、きょう日経平均株価が大幅上昇したにも関わらず、東証1部の売買代金は1兆8027億円と、相変わらず2兆円を割り込む低水準にとどまっていることだ。ここから上の価格帯では、戻り待ちの売りの増加が想定されることから、実需買いの正念場となりそうだ。
日程面では、7月の有効求人倍率・完全失業率・家計調査に注目。海外では、米8月の消費者信頼感指数が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
この銘柄の最新ニュース
日経平均のニュース一覧- 来週の株式相場に向けて=日本企業決算の佳境入りで反発狙えるか 2024/05/02
- 東京株式(大引け)=37円安、朝安後切り返すも戻し切れず小幅続落 2024/05/02
- 東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比で上げ幅広げる 2024/05/02
- 東京株式(前引け)=反発、朝安後に押し目買いで切り返す 2024/05/02
- 東京株式(寄り付き)=売り先行、急速な円高がネガティブ材料に 2024/05/02
マーケットニュース
ネット証券比較
みんかぶおすすめ
\ 投資・お金について学ぶ入門サイト /