メックが大幅反発、上限を発行済み株式数の２．４９％とする自社株買いを発表

　メック<4971.T>が大幅反発。１０月３０日の取引終了後に自社株買いを発表しており、これを好感した買いが入っている。上限を５０万株（発行済み株式数の２．４９％）、または５億円としており、取得期間は１１月２日から１２月２２日まで。機動的な資本政策の遂行および資本効率の向上を通じて株主利益の向上を図るためとしている。
　同時に発表した第２四半期累計（４～９月）連結決算は、売上高４４億５４００万円（前年同期比１．０％減）、営業利益９億８９００万円（同６．２％減）となった。中国・韓国向けに超粗化剤「ＣＺシリーズ」などが堅調に推移したものの、タブレットＰＣの販売低迷でタッチパネル向け薬品が低調だったほか、銅箔などの電子基板用資材の取り扱いが減少した。
　なお、１６年３月期通期業績予想は、売上高９４億２０００万円（前期比４．０％増）、営業利益２１億５０００万円（同７．０％増）の従来予想を据え置いている。

メックの株価は１２時４８分現在７７７円（△６２円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）