サカタのタネが１６年５月期業績予想を上方修正、収益性の高い種子売り上げが好調

　サカタのタネ<1377.T>がこの日の取引終了後、１６年５月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の５８３億円から５８６億円（前期比３．３％増）へ、営業利益を同５５億円から６０億円（同２５．５％増）へ、純利益を同４１億円から４２億円（同９．９％増）へ上方修正した。トルコギキョウやブロッコリーなどが好調に推移していることや、収益性の高い種子売り上げが想定以上に伸びていることなどが要因としている。
　同時に発表した第１四半期（６～８月）決算は、売上高１５０億４７００万円（前年同期比１０．１％増）、営業利益３８億３７００万円（同３７．３％増）、純利益２５億９００万円（同２５．３％増）だった。アジア向けにニンジンやトルコギキョウや、北米・欧州向けの野菜種子、花種子の卸売が好調に推移したことが業績を牽引した。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）