「上方の窓埋めを拒否、危険なチャート形状」

「前回安値を割り込むと、阿鼻叫喚モード」

　　
　本日の日経平均は235.40円安の17645.11円で取引を終了した。朝方から売り先行となり、後場に入ってからさらに下値を試す展開。本日は9月決算企業の配当権利落ち日であり、結局は110円の落ち分からさらに下押しする形となった。
　日経平均の日足チャートでは、上方の窓を完全に拒否する形状。「軸下向き」を強烈にアピールしており、下値不安は一層高まっている。近くにある窓を埋めないということは、それだけ圧力がかかっているということ。もちろんそれは「下方向に」であり、目先は下値を試す展開となりそうだ。前回安値である17415.61円を割り込めば、一気に下落スピードが加速するだろう。阿鼻叫喚モードだ。