<動意株・17日>(大引け)=環境管理、アドベンチャー、シンバイオ製薬など
環境管理センター<4657.T>=ストップ高。中国・天津市で12日深夜に起きた爆発事故を受けて、環境調査など環境コンサルタントを手掛ける同社にビジネスチャンス拡大の思惑が働いているようだ。15日付の読売新聞では、「爆発した倉庫に保管されていた大量の化学物質の一部は周囲に飛散したとみられ、大気や水が汚染されることへの懸念も強まっている」としており、土壌調査や大気測定で実績のある同社に思惑が働いている。
アドベンチャー<6030.T>=大幅続伸。前週末14日の取引終了後に発表した15年6月期決算が、売上高15億1000万円(前期比69.1%増)、営業利益1億5800万円(同5.1倍)、純利益1億1000万円(同5.2倍)と大幅増益になったことが好感されている。航空券サイト「Skyticket」の多言語化や、スマートフォンアプリでの提供開始を図ったことでインバウンド需要の取り込みに成功したことが業績を牽引。また、他社との業務・資本提携を進めたことも寄与した。
シンバイオ製薬<4582.T>=反発。この日10時ごろ、抗がん剤「リゴサチブ」注射剤の欧米における開発状況を発表しており、導入元の米オンコノバ・セラピティクス社が米国当局に対して、低メチル化剤治療後に再発した高リスク骨髄異形成症候群の患者を対象とする最終試験(第3相国際共同試験)実施計画書を提出したとしていることから、開発の順調な進展を評価する買いが入っているようだ。
内外トランスライン<9384.T>=急伸。岩井コスモ証券は14日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに目標株価を1375円から1700円に引き上げた。15年12月期第2四半期(1~6月)の連結営業利益は前年同期比2.4倍の7億8000万円と期初計画(同6億5000万円)を大きく上回った。自動車関連を主力とする輸出混載輸送売り上げが前年を数量、金額ともに上回って推移。為替の円安も収益増に寄与した。第2四半期業績は会社予想を上回ったが、通期予想は据え置かれており、同証券では15年12月通期の連結営業利益は前期比48%増の17億円(会社予想15億円)と増額修正を予想している。
オカモト<5122.T>=急騰。4ケタ大台乗せを果たせば、1993年以来22年ぶりとなる。訪日観光客急増に伴うインバウンド効果が消費関連の幅広い業態および製品に広がっているが、コンドームについても中国人観光客などの爆買いの対象となっている。これを手掛かり材料に同社株は動意づいたが、同社株の場合は人気が本格化する以前から継続的な買いが流入、6月末から7月中旬にかけて値押さえを利かせながら異彩の14連騰で市場関係者の注目を集めていた。中国人民元切り下げでインバウンド関連全般が値を崩した時も、同社はほとんど影響を受けず、独歩高の様相で一線を画していただけに、今後の値運びが注目される。
UTグループ<2146.T>=ストップ高。同社は半導体や液晶製造、自動車など製造業の派遣・請負の大手で技術者派遣も手掛ける。自動車および半導体関連企業の業績回復に加え、円安を背景とした国内生産回帰の動きが追い風に業績は急成長路線にあり、市場で注目度が高まっている。16年3月期の第1四半期(4~6月)は生産ラインへの派遣が会社側の想定を上回る状況となっており、売上高は前年同期比23%増の102億5400万円、また経常利益は5億8400万円と前年同期比2.3倍となった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
アドベンチャー<6030.T>=大幅続伸。前週末14日の取引終了後に発表した15年6月期決算が、売上高15億1000万円(前期比69.1%増)、営業利益1億5800万円(同5.1倍)、純利益1億1000万円(同5.2倍)と大幅増益になったことが好感されている。航空券サイト「Skyticket」の多言語化や、スマートフォンアプリでの提供開始を図ったことでインバウンド需要の取り込みに成功したことが業績を牽引。また、他社との業務・資本提携を進めたことも寄与した。
シンバイオ製薬<4582.T>=反発。この日10時ごろ、抗がん剤「リゴサチブ」注射剤の欧米における開発状況を発表しており、導入元の米オンコノバ・セラピティクス社が米国当局に対して、低メチル化剤治療後に再発した高リスク骨髄異形成症候群の患者を対象とする最終試験(第3相国際共同試験)実施計画書を提出したとしていることから、開発の順調な進展を評価する買いが入っているようだ。
内外トランスライン<9384.T>=急伸。岩井コスモ証券は14日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに目標株価を1375円から1700円に引き上げた。15年12月期第2四半期(1~6月)の連結営業利益は前年同期比2.4倍の7億8000万円と期初計画(同6億5000万円)を大きく上回った。自動車関連を主力とする輸出混載輸送売り上げが前年を数量、金額ともに上回って推移。為替の円安も収益増に寄与した。第2四半期業績は会社予想を上回ったが、通期予想は据え置かれており、同証券では15年12月通期の連結営業利益は前期比48%増の17億円(会社予想15億円)と増額修正を予想している。
オカモト<5122.T>=急騰。4ケタ大台乗せを果たせば、1993年以来22年ぶりとなる。訪日観光客急増に伴うインバウンド効果が消費関連の幅広い業態および製品に広がっているが、コンドームについても中国人観光客などの爆買いの対象となっている。これを手掛かり材料に同社株は動意づいたが、同社株の場合は人気が本格化する以前から継続的な買いが流入、6月末から7月中旬にかけて値押さえを利かせながら異彩の14連騰で市場関係者の注目を集めていた。中国人民元切り下げでインバウンド関連全般が値を崩した時も、同社はほとんど影響を受けず、独歩高の様相で一線を画していただけに、今後の値運びが注目される。
UTグループ<2146.T>=ストップ高。同社は半導体や液晶製造、自動車など製造業の派遣・請負の大手で技術者派遣も手掛ける。自動車および半導体関連企業の業績回復に加え、円安を背景とした国内生産回帰の動きが追い風に業績は急成長路線にあり、市場で注目度が高まっている。16年3月期の第1四半期(4~6月)は生産ラインへの派遣が会社側の想定を上回る状況となっており、売上高は前年同期比23%増の102億5400万円、また経常利益は5億8400万円と前年同期比2.3倍となった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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