中小企業の事業承継ニーズ拡大で業績好調
高度経済成長期に創業した企業オーナーが高齢となり、国内企業の社長の平均年齢は58.7歳(2012年時点)とのこと。その中で後継者不在などに悩むオーナーも多く、国内企業の関わるM&A件数はこの20年間で約4倍まで増加。今後さらに高齢化が進む見通しですから、同社にとっては追い風が吹いている状況です。
業績は絶好調で2015年9月期1-3四半期の業績は売上が57.0%増の20億6700万円、営業利益が68.0%増の11億3100万円、経常利益が68.2%増の11億500万円、純利益が72.6%増の6億1000万円。
これに対し、通期業績予想は売上が59.9%増の26億6500万円、営業利益が73.0%増の14億2400万円、経常利益が73.2%増の13億9900万円、純利益が67.6%増の7億8400万円となっており、第3四半期までの進捗を見ると業績の上振れも期待できると思います。