謎はなぞのままだが。。
ISM非製造業景況指数で125.00円をタッチしましたが、この時はほんの一瞬だけ2回タッチしたに過ぎませんでした。
その後、雇用統計が前月の結果の上方修正もあり、発表直後の下落で積極的に買われる動きとなり再び125円をトライ。ここでは125.06円まで上昇しました。一度目は短期勢の利益確定が優勢となり下落したのでしょうけど、その後再度抜けてきた時も125.02円まででした。
そして、本日も欧州のスタート後に125.05円まで上昇しましたが、やはり125円に乗せることができませんでした。まるで今後125円より上に上昇することがないことを知っているかのように、驚くほど止められています。
昨日のNYカットのオプションは125円よりも124円の方が大きかったところをみると、恐らくこのオプションを持っているところがせっせと売っているのではないかと思います。
ちなみに、今週末で消滅する大きなオプションは124.00円に1400本ほど、124.50円には1000本程度。このレンジでガンマトレードが行われており、結果124-125円にきれいに収まっているという構図には納得がいきます。
以前にドル円の上昇はお盆明けと書いたこともあり、ここまでは予想通りとなっているようでなによりです。しかし、125円というキリの良い大台を素直に越えていけないとなると、通常であれば一度大幅な調整が必要となりますので、予想外の急落の可能性も否定できなくなってきました。
今のところ124円割れがあれば絶好の買い場と見ているのですが、本日の日経平均の値動きなどを見ていると不安が募ってきます。