労働力不足を追い風に業績拡大を続ける
労働力不足を背景に、BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)の存在感が高まっています。BPOとは、自社の業務プロセスを外部委託することです。委託することで自社のコア業務に専念できるメリットや、専門企業に任せることでその業務の効率化、高品質化が期待できます。日本の市場ではBPOは欧米に比べるとまだ発展途上にありますが、今後労働力不足が追い風となって拡大していく市場だと思います。
2015年3月期の業績は計画を上回って着地。15期連続増収、6期連続最高益更新と好調です。
2016年3月期第1四半期の業績は売上が20.0%増の454億2000万円、営業利益が39.6%増の25億5500万円、経常利益が35.4%増の26億1800万円、純利益が36.7%増の16億4800万円と堅調に推移。
一方、2016年の通期予想は、10.6%増の1770億円、営業利益が20.1%増の105億円、経常利益が14.6%増の113億円、純利益が15.0%増の70億円の見通し。配当性向を30%程度とし、141円とする方針で株主還元にも前向きです。