ドル円、鉄板の122円!

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最新投稿日時:2015/07/08 11:18 - 「ドル円、鉄板の122円!」(川島寛貴)

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ドル円、鉄板の122円!

著者:川島寛貴
投稿:2015/07/08 11:18

中国バブル崩壊で売買停止銘柄急増

■追記 15:40
日経平均が20,000円を割り込んでもドル円は異常な硬さをみせていました。しかし、引けと共に売りに押されてしまったようで、「日経平均2万円割れ、ドル円122円割れ」が完成。
これで、本日の上値は重たくなってしまいました。
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中国株の下落がどうにも止まりません。
この3週間での上海総合指数の下落率は35%ほどとなり、上昇相場の調整としては深すぎる下落幅。この下落により200兆円以上が吹き飛んだようです。

あまりに下落し過ぎる中国株の売買停止という緊急対策?が行われています。金曜日はこの売買停止銘柄は21銘柄だったはずですが、昨日は200銘柄を超え、本日にいたっては中国株式市場全体の約45%にあたる1301社が売買を停止している状態。
今なお売買停止銘柄は増え続けているようですが、売れる銘柄から売られ続けるという悪循環に陥っています。
ある食品会社は前日比-55%も売られるという酷い状態となっています。

長期資金のオーダーと年金資金か

この中国市場の下落をうけ、経済的かかわりの深いオセアニア通貨を中心に下落。日経平均、ドル円も下落していますが、ドル円が妙な底堅さを見せています。

日経平均は2万円が割れず、ドル円は122円で下げ止まるという展開。特にドル円は122円を割り込めば売りが加速すると予想される大事な価格(5月以前の年初来高値)なのですが、過去4回下げ止まりをみせています。
昨晩も安値は122.00円。本日も121.96円で反発気味に推移しています。

恐らく、このあたりには実需の買い需要がかなり多いようで、それに加えて年金や生保などの長期資金が買ってきているのではないかと思われます。元インターバンクディーラーによると「決められた本数を事務的に買っている」ようにみれるとのこと。
売っている側は、日経平均を見ながら、または同時にドル円売っていると考えられるため、どちらか片方ではなく両方が2万円、122円を割り込むまでは支えられる水準ではないのでしょうか。
川島寛貴
株式会社IEYASU 代表取締役
配信元: 達人の予想

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