増加する実需のドル買い
125円で多くの輸入企業のノックアウトオプションがついてしまったということもあるようで、買わなければいけない需要はかなりあるようです。昨日の早朝からのドル円の上昇は、そのことを象徴しているかのような値動きでした。
しかし、米国と日銀の連携プレーもあり、1、2週間後に125円を越えていくというのはFOMCで利上げを行わない限り厳しいでしょう。
そして、あれだけ相場が荒れた後ですから、マーケットも傷んでいます。下から買った人は、まずは利益確定を行いますので、124円台では上値が重くなると思われます。
そういったことから、しばらくは123円前半から124円でのレンジ相場を形成するのではないでしょうか。
昨日からにわかにギリシャ不安が高まってきましたので、週末のポジションの持ち越しは控えておいた方が良さそうです。