＜前場の注目銘柄＞＝スクエニＨＤ、「Ｅ３」での新作発表に期待

　スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>は上値を追う展開が継続しそうだ。

　１６年３月期は営業利益で１７０億～２５０億円見通しだが、レンジ下限でも３％増益見通しで、上限では５２％増益を見込む。かつては新作タイトルによって業績の良い期と悪い期がはっきりしていたが、ＭＭＯＲＰＧ（大規模多人数同時参加型ＲＰＧ）やモバイル向けなど、安定した収益基盤の構築が順調に進んでいる。

　中長期にも家庭用ゲームの豊富なパイプラインによる売り上げ拡大とオンライン化で安定成長を予想。一方、１６日から開催される世界最大のコンピューターゲームショー「Ｅ３」での新作発表にも期待が持てる。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）