着実な収益改善による業績拡大に期待
2015年2月期の業績は、売上高が17.0%増の16億8200万円、営業利益が34.6%増の9億5500万円、経常利益が32.4%増の9億6600万円、当期純利益が35.7%増の5億6600万円と好調な決算となりました。
既存店での売上高が7.9%増と堅調に推移し、商品構成の見直しにより販売単価が約10%上昇したことが全体の売上を押し上げました。また衣料、服飾雑貨、電化製品、家具などの主要カテゴリーで売上が前期比15%以上増加するなどバランスよく売上が伸長しました。売上高経常利益率9.1%、ROEが21%と収益率も堅調に推移しています。また新規出店数は9店舗となりました。2016年2月期には11~13店舗の新規出店を計画しています。
一方2016年2月期の業績予想は、売上高が11.0%増の118億5300万円、営業利益が8.7%増の10億3900万円、経常利益が8.8%増の10億5200万円、当期純利益が11.4%増の6億3100万円の見通しです。目標売上高経常利益率を10%とし、収益性改善に取り組んでいます。2016年度の経常利益率は8.9%の見通しで、堅調な改善を見込めます。
配当性向については25%を目標として継続的な配当を基本方針としています。2016年2月期に関しては中間配当を新たに開始するほか、通期では実質2円増配の11円を予定しています(6月1日付で1:2の株式分割を予定)。配当性向は目標に向けて堅調に推移しており、2015年2月期は、17.7%、2016年2月期は19.5%の方針です。