東京電力：戦略投資がプラス材料になったものの、急伸は過熱気味か…？

【似たチャート形は1,515回中、956回も値下がりした】

ここ５日間で、株価は24.28%も上昇。本ケースのような値動きをしたサンプルを15年分、集計したところ、日中に株価が下落した確率が63.10%と高い水準でした。今後の調整に注意しましょう。

【東京電力とは？】

民間電力会社。関東地方をカバー。
今後10年間で約8200億円の戦略投資を計画していると伝わっており、ポジティブ視されている。5月26日には、一時645円にまで上昇するほどの急伸となった。
一方、時価総額の大きな同社の株価が本ケースのように急伸するのはやや過熱感もあり、統計的には売りに優勢な状況に。ここは、手控えておくのが賢明な状況です。

【注目ポイント：直近５日間で24.28%の上昇】

直近５日間の上昇率は24.28%と、過剰な上昇となりました。急激に上昇したため、本日以降は売りが強まることが予想されます。統計的にも短期的に売りが優勢。似たような値動きをしたサンプルは１度あたり、平均で株価が1.77%下がりました。

【同じような値動きパターンは1,515回もあった】

似た値動きが起きた回数：1,515回
→そのうち、値上がりした回数：559回
→そのうち、値下がりした回数：956回
→１度あたりの平均株価変動率：-1.77%