旭コンクリが後場下げに転じる、１６年３月期２ケタ営業減益見通しを嫌気

　旭コンクリート工業<5268.T>が後場に入りマイナスに転落した。午後１時ごろに発表した１６年３月期単独業績予想で、売上高１３２億円（前期比０．６％増）、営業利益８億円（同１５．４％減）、純利益５億円（同１８．８％減）と２ケタ営業減益を見込んでいることが嫌気されているようだ。五輪関連のインフラ整備などを除けば公共事業は抑制基調に入るとみて、事業環境の悪化から減益を見込んでいる。
　なお、１５年３月期単独決算は、売上高１３１億２３００万円（前の期比１．４％増）、営業利益９億４６００万円（同２０．６％増）、純利益６億１６００万円（同４２．９％増）だった。

旭コンクリの株価は１３時１７分現在６２２円（▼２６円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）