マーケットコンディション
昨日のドル円は、119.86円で始まると、東京時間は早朝地震の影響で120.02円を付けるが、その後は119円後半での小動きとなった。午後には、欧州各国のGDPが発表されたが、大きな反応は無かった。欧州時間に入り英国の失業率などが改善されポンドドル・ユーロドルが買われると、全体的にドル安ムードとなった。NY時間に入ると、4月の米小売売上高は総合・コアともに予想比下振れした。これを受け、ドル円は119.03円まで売り込まれた。買戻しも入るが限定的となり、119.17円でクローズをむかえた。
ドル円、米国経済指標で失速！？
米国の経済指標が、ぱっとしない。対して欧州圏の経済指標が改善されていることから、ユーロドル・ポンドドルなどのストレート通貨が買われやすくなっている。ドル自体は安いのだが、クロス円が上昇している事から、ドル円の下げにブレーキがかかっている状態である。119円台を死守した形のドル円だが、流れの本質に変化は無く、118円半ばまでの下げは想定内とし、押目買いのチャンスと予測する。
☆戦略
押目買い
ポイントレベル
124.12(2007年6月の高値124.12)
122.00(3/10の高値)
121.08(135.14-75.57の76.4％)
120.84(4/13の高値)
120.49(5/5の高値)
120.04(147.14-75.57の61.8％)
119.06(101.50-110.09-105.17の161.8％)
118.49(4/30の安値)
118.31(3/26の安値)
118.05(110.09-105.17の261.8％)
117.91(121.84-105.17の23.6.8％)
115.84(1/16の安値）
115.55(12/16の安値）
115.48(121.84-105.17の61. 8％)
115.46(11/17の安値）
113.83(11/10の安値)
113.76(101.50-110.09-105.17の100.0％)
113.41(11/6の安値)
注）本日の予想は5月14日9：35に寄稿したものです。
また、上記レートは弊社外貨exの提示したレートを参考にしたもので、
実際の取引可能なレートとは異なる場合があります。
