【買い】ソニー㈱(6758)最新決算:利益採算は改善する?= フェアトレード 西村剛

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最新投稿日時:2015/05/09 12:46 - 「【買い】ソニー㈱(6758)最新決算:利益採算は改善する?= フェアトレード 西村剛」(西村剛)

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【買い】ソニー㈱(6758)最新決算:利益採算は改善する?= フェアトレード 西村剛

著者:西村剛
投稿:2015/05/09 12:46

4月30日に決算を発表:赤字脱却の見通し

■注目銘柄
ソニー㈱(6758)

■注目理由
東京都港区港南に本社を置く日本の多国籍電機メーカー。2014年3月末時点で1,337社の子会社、115社の関連会社を持ち、これらを通じてゲーム、映画、金融など多角的事業を展開する。TOPIX Core30の構成銘柄の一つ。

2015~2017年度中期経営方針として、ソニーグループ連結でROE10%以上、営業利益5,000億円以上を達成することを目標に掲げている。

平成27年3月期(平成26年4月1日~平成27年3月31日)の連結業績は、売上高及び営業収入が8兆2,158億円(前年同期比+5.8%)、営業利益685億円(同+158.7%)、税引前当期純利益397億円(同+54.3%)となった。この増収は主に為替の影響とともに、「プレイステーション4」(以下PS4)が好調なゲーム&ネットワークワービス(以下G&NS)分野の大幅増収、イメージセンサーが好調なデバイス分野の大幅増収によるものとしている。一方で主にPC事業を収束したことでその他分野の売上高は大幅に減少した。前年度為替レートを適用した場合、売上高はほぼ前年度並みとなる。営業利益の増益要因は、主にデバイス分野、G&NS分野並びにホームエンタテインメント&サウンド(以下HE&S)分野の大幅な損益改善によるもの。一方でモバイル・コミュニケーション(以下MC)分野では営業権の減損1,760億円を計上したことなどにより大幅に損益が悪化した。なお当年度の営業利益には会社及びセグメント間取引消去に含まれる御殿山テクノロジーセンターの土地及び建物の一部売却にともなう売却益148億円、並びにG&NS分野におけるPlayStation VitaやPlayStation TV用の部品に対する評価減112億円が含まれている。構造改革費用は前年度に比べ174億円増加し980億円となり、PC事業収束にともなう費用は前年度に比べ187億円減少の396億円になった。その他の収益(費用)はゼ年度に比べ281億円悪化し288億円の費用となったが、これは主に為替差損の増加および投資有価証券売却益の減少によるもの。
(出典:平成27年3月期決算短信〔米国基準〕(連結))

同社が4月30日に発表した2016年3月期の連結業績予想は、売上高7兆9,000億円(前期比△3.8%)と減収見込みながら、営業利益1,400億円と黒字予想と3期ぶりに赤字から脱却する見通し。懸案だったエレクトロニクス事業部門の構造改革が進捗し、利益採算が改善するとしている。

4月に入ってからは横ばいな値動きが続くが、3,500円に集めの買い板があるようにも見える。値固めも済み、これから再び上昇トレンドに入るのではないか。

直近の株価はPER28.11倍、PBR1.78倍となっている。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想

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