洋ゴムが続伸、SMBC日興は「中長期の成長性は依然魅力」と
東洋ゴム工業<5105.T>が続伸。株価は一時、前日比58円高の2225円まで買われた。SMBC日興証券は31日のリポートで、「中長期での投資魅力が残る」と指摘し強気を継続した。免震ゴムのデータ改ざん問題に関しては、正確な特別損失全額を特定することは困難としているが「発生費用は一時的で自己資本を毀損(きそん)する可能性は低い」「タイヤ事業への影響は限定的」などと指摘。特損を考慮しない前提で、同社の投資評価の「1」と目標株価2800円を据え置いている。ただ、日々の同社の発表には最大の注意が必要としている。同証券では、15年12月期第1四半期(1~3月)の連結営業利益は120億円(前年同期比7.8%増)と予想。北米の港湾ストライキや寒波による物流混乱などがあったが、円安とゴム安などで吸収できると指摘している。
洋ゴムの株価は13時6分現在2183円(△16円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
洋ゴムの株価は13時6分現在2183円(△16円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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