コーセーＲＥが下落、１６年１月期最終利益９．７％減予想を嫌気

　コーセーアールイー<3246.T>が安い。同社は福岡市を地盤に中規模のマンション開発などを手掛けており、ファミリーマンション販売事業、資産運用型マンション販売事業ともに好調なほか、不動産賃貸管理事業も販売戸数の増加で手数料収入が大きく拡大している。１２日取引終了後に発表した１５年１月期連結決算は売上高６３億７１００万円（前の期比１２．１％増）、最終利益４億４６００万円（同４０．４％増）と大幅な伸びを示した。しかし、１６年１月期については、売上高は７６億円（前期比１９．３％増）と２ケタ増収を見込むものの、最終利益は急拡大した前期の反動で４億３００万円（同９．７％減）と減益予想にあり、これが嫌気された格好だ。

コーセーＲＥの株価は１２時４３分現在７５８円（▼３０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）